能登を訪ねて 1 石川県馳浩知事に義援金をお渡ししました

 日外アソシエーツ営業の青木です。
 7月26日(金)~28日(日)の3日間、石川県金沢市、輪島市、珠洲市を訪れましたのでご報告いたします。

義援金
 当社では災害(人災・天災)を記録する書籍タイトルを何点か刊行しています。防災、減災の意識の高まりもあり、お陰様で好調な売れ行きを見せています。
 そんな中、令和6年1月1日、能登半島を震度7の大地震が襲いました。災害を記録する書籍の刊行に社会的意義を感じてはいますが、なにか複雑な感情に襲われました。
 そこで災害関連企画3点の2月~6月の売上の一部を被災地でお困りの方々に届けようと考えました。結果、600館強の図書館にご理解いただきました。

 当初、日本赤十字社に義援金を渡す方針でした。しかし、もっとダイレクトに被災した地域にお渡しする手立てはないか模索しました。

 当社には東日本大震災発生後、書籍、雑誌、新聞、放送局が震災や原発事故をどのように伝えたかをまとめた「3.11の記録」というシリーズがあります。シリーズを通して編者として携わっていただいたのが専修大学ジャーナリズム学科の山田健太教授でした。そこで専修大学OBである馳知事との橋渡しを山田先生にお願いいたしました。そして、山田先生にご尽力いただき7月26日、石川県庁知事室で馳知事に義援金60万円をお渡しすることができました。その際、当社創業者が親しくさせていただいた出版社数社からも寄付をお預かりしましたので手交しました。 「アカデミックな方々にもご支援いただき、非常に嬉しいです」と知事よりお言葉を頂戴しました。

写真は左より、当社社長の山下、山田教授、馳知事、青木、そして販売に協力いただいた図書館流通センター北陸・甲信越支社の林支社長です。

義援金対象書籍タイトル
令和災害史事典 令和元年~令和5年
3.11の記録 東日本大震災資料総覧 2期 2013-2021
地域別災害年表事典』(オンデマンド出版)

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