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新サイト「地方史情報」オープン

この度、白鳥舎・岩田書院のあとを受けて、日外アソシエーツが新たに発行元となり、元明治大学図書館勤務の飯澤文夫さん編集のままで「地方史情報」をWEBサイトとして継続することになりました。「地方史研究雑誌目次速報」と「地方史研究雑誌データベース」という2つの大きな柱(コンテンツ)を引き継いでいます。
新刊紹介

2024年7月新刊『百貨店展覧会史―戦後昭和の世相と文化の記録』

編者である志賀健二郎氏が百貨店展覧会の実績をデータ化しようと思った経緯は、著書「百貨店の展覧会─昭和のみせもの1945-1988」(2018年、筑摩書房)のあとがきに詳しく書かれています。川崎市市民ミュージアム館長時代に過去の美術展覧会情報をデータベースで調べた際、百貨店の扱いが不備であることに気づいたことがきっかけでした。
新刊紹介

SPレコード文句集 漫才編|落語編(データ集)

文字化された語句はかなり正確である。俗語や洒落が飛び交う漫才の文句をよくこれだけ忠実に再現したものだと驚く。文句カードの担当者にとって漫才や落語の文字化はさぞかしやっかいなものだったと想像できる。義太夫や長唄のように文句が決まっていないからである。
新刊紹介

6月新刊『特選上方漫才 SPレコード文句集成』

SPレコードは、音楽だけでなく音声を収録するメディア(音声記録媒体)と言われます。片面3~5分間の収録が可能で、声や音を簡単に保存できるため、歌謡曲、流行歌、劇音楽、民謡、浪曲、詩吟、唱歌、童謡、講演、演説、漫談、落語など、実に様々なジャンルの“音源”が残されました。
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能登を訪ねて 3 珠洲市

7月27日は珠洲市にある「さか本」という旅館に宿泊しました。珠洲市では下水道の復旧が進んでいないと聞きました。市の下水道管が復旧しても、私有地内の下水道管の工事が進まないという事でした。しかも私有地内の工事費は所有者の負担だといいます。「さか本」は元々敷地内の天然の井戸水を使い、敷地内の浄化槽でろ過して下水を処理して営業してきたので、地震後比較的早期に営業が再開できたそうです。
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能登を訪ねて 2 輪島市

石川県庁をお訪ねした翌日、金沢から「のと里山海道」を使って車で輪島市に向かいました。「のと里山海道」は海岸線を通る美しい道です。しかし原子力発電所のある志賀町を過ぎ、道が山間部に入っていくと様相が一変しました。両側2車線の道路の中央分離帯を挟んだ片側が崩落し、う回路を通らないと先に進めなくなってきました。
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能登を訪ねて 1 石川県馳浩知事に義援金をお渡ししました

日外アソシエーツ営業の青木です。7月26日(金)~28日(日)の3日間、石川県金沢市、輪島市、珠洲市を訪れましたのでご報告いたします。当社では災害(人災・天災)を記録する書籍タイトルを何点か刊行しています。防災、減災の意識の高まりもあり、お陰様で好調な売れ行きを見せています。
新刊紹介

編集者に訊いた新刊紹介―『平成物故人名録』

今回は『平成物故人名録』をご紹介いたします。本書の注目ポイントはこちらです。〇平成に物故された人物の訃報情報を一覧できる。日外アソシエーツでは1983年に『昭和物故人名録』を刊行して以来、3年おきに『現代物故者事典』を刊行しています。本書は平成30年分の訃報情報を一覧出来る累積版であるだけでなく、過去シリーズに掲載できなかった人物も追加調査、収録しています。
新刊紹介

6月新刊『復刻 歴世風俗印画集―写真でみる装いの文化史』

6月に「復刻 歴世風俗印画集―写真でみる装いの文化史」(江馬務・著、青江智洋・編/解説)を刊行いたしました。 この本、ひとことで言うならば「大正期のコスプレ本」です。「コスプレ」というとなにか不真面目な響きがありますが、とんでもありません。...
新刊紹介

『大宅壮一文庫に見るコロナ・パンデミック』に見る無念

小社より『大宅壮一文庫に見るコロナ・パンデミック』(2024.6)を刊行いたしました。この本は、日本唯一の雑誌の図書館である大宅壮一文庫が収集している雑誌から、コロナ・パンデミックに関する記事7,420件を集め、時系列に掲載する記事索引です。始まりは2020年1月に中国武漢で新型肺炎が広がっているという報道でした。そして同年2月に横浜に入港したダイヤモンド・プリンセス号内で感染が広まっていると伝えています。