新刊紹介

新刊紹介

「韓国国立図書館 司書部日誌1948」刊行のお知らせ

韓国の図書館史研究はあまり進んでいなかったが、2020年に朝鮮総督府図書館時代の1931年から国立図書館時代の1961年まで30年間に及ぶ公文書87件が一綴りになって、ネットオークションに出現した。韓国図書館史研究会は直ちに検証し、解説を付して2021年に緊急出版した。日本近現代図書館史研究においても、同時代の韓国の図書館を切り離して考えることはできない。翻訳出版に当たっては、専門家による論考を加えた。
新刊紹介

2026年7月新刊「活字を友とする人と本屋と図書館の物語―鳥取を「図書館先進県」に変えた50年」のご紹介

日本海に面する人口最少県の鳥取は、現在の県立図書館ができるまで、「図書館後進県」を自認していました。旧県立図書館は貧弱で、市町村に公共図書館はほとんどありませんでした。それが今では、全国有数の図書館先進県と言われています。背景に何があったのか。これまでの経緯を記録と証言に基づいて、解明しようと考えました。
新刊紹介

「行きたい!会いたい!まちライブラリー ―全国47の人と本と街―」2026年6月新刊のご紹介

「まちライブラリー」は、本を介して人と人がつながる私設図書館の取り組みです。現在では全国各地に広がり、その数は約1,300ヵ所にのぼります。本書では、その中から「一度は行ってみたい」「この人に会ってみたい」と思える47ヵ所を厳選して紹介しています。
新刊紹介

著者が語る自著―『AIは文章に込められた感情を理解できるのか?』

本書では、AIは文章に込められた「悲しみ」や「喜び」といった感情の特徴を、膨大なデータから学習して理解できることを説明しています。しかし、私たちが「夕焼けを見たときに切なくなる気持ち」や、「15年間一緒に暮らした愛犬を失ったときに涙をこぼす深い悲しみ」のような、人間だけが感じる心の感覚(クオリア)を、AI自身が実際に経験しているわけではないことを指摘しています。
新刊紹介

2026年5月新刊『中高生のためのブックガイド ネットとAI時代の情報リテラシー―調べ、考え、発信する力』のご紹介

本書は、中高生や大学初年次の学生を対象に、「情報リテラシー」を身につけるために役立つ図書を紹介するブックガイドで、『中高生のためのブックガイド』シリーズの最新刊です。 監修に情報リテラシー教育の研究と実践にあたる梅澤貴典うめざわ たかのり氏...
新刊紹介

2026年1月新刊『最新 企業博物館事典』のご紹介

本書は、全国の企業や業界団体が設立し一般に公開している博物館・資料館・記念館等、いわゆる企業博物館(企業ミュージアム)を273館収録する大ボリュームの総合ガイドです。今回の刊行は、1997年刊行の初版、2003年刊行の新訂版に続く、23年ぶ...
新刊紹介

『大宅壮一文庫 雑誌記事人物索引』の紹介と図書館での活用法

「公益財団法人 大宅壮一文庫」が、約300種の雑誌から収録した政治家、スポーツ選手、芸能人など、様々な分野の話題の人物に関する記事をまとめた冊子体目録です。今回は図書館関係者のみなさま向けに、『大宅壮一文庫 雑誌記事人物索引』の特徴や活用法をご紹介します。
新刊紹介

6月新刊『特選落語 SPレコード文句集成』

“文句集”というのはあまり耳馴染みがないかもしれませんが、今で言うところの“歌詞カード”的なものです。一般にレコード=音楽主体と思いがちですが、SPレコードが流行った大正・昭和期は音楽に限らず、落語、漫才、講談、映画説明、選挙演説、街頭インタビュー等々、実に様々な音源がレコード化されていました。SPレコードの持つ史料性について、某ワークショップで表現された「言葉の保管庫」とは言い得て妙です。
新刊紹介

三島由紀夫書誌

生誕百周年を迎えた戦後日本文学を代表する作家・三島由紀夫に関する年譜・文献・上演・映像など各種資料を集めた最大規模の書誌。多年にわたる綿密な調査にもとづき、三島由紀夫の全体像に迫る、図書館・研究者必携の決定版と言えます。
新刊紹介

2024年7月新刊『百貨店展覧会史―戦後昭和の世相と文化の記録』

編者である志賀健二郎氏が百貨店展覧会の実績をデータ化しようと思った経緯は、著書「百貨店の展覧会─昭和のみせもの1945-1988」(2018年、筑摩書房)のあとがきに詳しく書かれています。川崎市市民ミュージアム館長時代に過去の美術展覧会情報をデータベースで調べた際、百貨店の扱いが不備であることに気づいたことがきっかけでした。