編集裏話 《編集者インタビュー》MagazinePlus 新機能の舞台裏-3 外部連携機能として好評のJ-STAGEのDOI(デジタルオブジェクト識別子)リンクがありますが、新たにいくつかの連携を追加しました。今回追加したのは、次の3つです。1)NDL(国立国会図書館)デジタルコレクション、2)NII (国立情報学研究所)学術機関リポジトリ、3)MLAリンクコレクション 2025.03.14 編集裏話
編集裏話 《編集者インタビュー》MagazinePlus 新機能の舞台裏-2 資料の種類と形態(媒体)がひと目で分かるスタンプを追加しました。もちろん、利便性アップのためでしたが、画面のアクセントになるような効果もありました。資料の種類に関しては、MagazinePlusには雑誌記事だけでなく、図書の内容細目や新聞の記事も登録されています。また、形態に関しては、冊子体以外の電子媒体などの刊行形態も近年増えています。これらを明示するために2種類のスタンプを用意しました。 2025.03.03 編集裏話
編集裏話 《編集者インタビュー》MagazinePlus 新機能の舞台裏-1 今回、DB編集部Kさんにインタビューを行いました。Kさんは、雑誌文献情報データベースMagazinePlusの制作に長年携わってきたキーパーソンです。昨春から始まった新機能のお話を中心に伺います。Q:2024年4月に大きなバージョンアップがありました。その概要を教えてください。A:大きな改善点がいくつかありますが、まず初めにご紹介したいのは、AI処理により、すべての記事に対してNDL(国立国会図書館)に準拠した記事分類を付与したことです。 2025.02.17 編集裏話
編集裏話 「最近の書誌図書関係文献」制作裏話(その4) 近年デジタル化の進行により、『書誌年鑑』に限らず紙の本は、存在意義が問われるようになっているようです。そのような中、あえてアナログ的で地道な採録作業を続ける意義とは何でしょうか。デジタル化は、目先の数年から10年程度のスパンでは、出版業界に深刻な影響を及ぼすものです。すでに、紙ベースでは刊行されなくなった出版物が多数出ており、事業をやめてしまった出版社も多くあります。 2024.06.07 編集裏話
編集裏話 「最近の書誌図書関係文献」制作裏話(その3) 「最近の書誌図書関係文献」ならびに『書誌年鑑』編者の、有木太一でございます。図書館に何の準備もしないで出かけ、手に取った本に書誌が掲載されていたらメモしてくる、というやり方を、私の用語で「機動的採集」と呼んでいます。前任編者の中西裕先生が、書誌採集で全面的にこのやり方を採られていたのですが、私はリスト方式(前回参照)ばかりやっていました。 2024.05.24 編集裏話
編集裏話 「最近の書誌図書関係文献」制作裏話(その2) 「最近の書誌図書関係文献」ならびに『書誌年鑑』編者の、有木太一でございます。前回、実際の出版物から「書誌」を探し出して記録するという仕事について、少しお話ししました。今回は、書誌の採集をどのように行っているか、ご披露したいと思います。 2024.05.17 編集裏話
編集裏話 「最近の書誌図書関係文献」制作裏話(その1) 日外ホームページ連載「最近の書誌図書関係文献」ならびに『書誌年鑑』編者の、有木太一でございます。ところで、「書誌」って何でしょうか。ざっくり言えば、書誌とは「本の選手名鑑」です。書誌には、これと同じように、あるテーマを究明することを目標として集められた本の、書名・著者名・刊行年月・出版者(社)といった項目が掲載されています。 2024.05.10 編集裏話
編集裏話 WhoPlusで生誕○○年の人物を探す 一般にデータベースで人物を調べる場合、「人名」や「フリーワード」から検索することが多いでしょう。では、生誕○○年の人物を探したい時、どうします? グーグルやウィキペディアでこういう条件指定による人物検索は難しいですよね。しかしながら、日外アソシエーツの人物情報データベース WhoPlus ならば可能です。 2023.08.31 編集裏話
編集裏話 『復刻 歴代風俗写真集』刊行までの道のり 『歴代風俗写真集』を作られたのは風俗史家の江馬務氏(1884-1979)。著作権の保護期間は70年です。復刻するためには、江馬氏の著作権継承者の了解が必要です。そして、花園大学歴史博物館が2012年に「風俗史家 江馬務の見た明治・大正・昭和」という展覧会を開催したことを知りました。 2023.06.09 編集裏話