《編集者インタビュー》MagazinePlus 新機能の舞台裏-2

 営業局の(竹)です。前回に引き続き、昨春のMagazinePlusバージョンアップに関して、DB編集部Kさんにインタビューを行いました。

―新たに種別スタンプが追加されました。これはどのようなものですか?

 資料の種類形態(媒体)がひと目で分かるスタンプを追加しました。もちろん、利便性アップのためでしたが、画面のアクセントになるような効果もありました。

 資料の種類に関しては、MagazinePlusには雑誌記事だけでなく、図書の内容細目や新聞の記事も登録されています。また、形態に関しては、冊子体以外の電子媒体などの刊行形態も近年増えています。これらを明示するために2種類のスタンプを用意しました。

 資料の種類は、たとえば、(MagazinePlus収録の)当社刊『論文集内容細目総覧』は、図書に掲載された論文のデータも含まれます。これまでも、図書収載の論文の場合は、掲載資料名を『』記号で囲むなど、識別の工夫をしてきましたが、文字スタンプ化することで、より分かりやすくなりました。 近年は刊行の形態も多様化しています。従来の冊子体だけでなく、電子媒体での刊行物、そして、特に増えたのがオンライン刊行物です。データ上、同じ雑誌でも媒体ごとに別の雑誌として扱うため、このようなスタンプが必要になりました。

―実際にどういうスタンプがありますか?

 資料種別スタンプには雑誌スタンプ図書スタンプ新聞スタンプ、媒体種別スタンプには冊子体スタンプ電子資料スタンプ電子資料スタンプがあります。電子資料スタンプはCD-ROMやフラッシュメモリなど有形の電子媒体を指し、現物入手の際の手掛かりになります。

資料種別スタンプ
資料種別スタンプ
資料種別スタンプ
媒体種別スタンプ
媒体種別スタンプ

―スタンプの種類ごとに絞り込みができるそうですね。

 「収録誌から探す」の検索結果の一覧画面で使用します。左側のファセットの「資料種別」「媒体種別」で絞り込みを行うことができます。

収録誌から探す画面

 スタンプの種類による絞り込みではありませんが、「記事から探す」の場合は、結果の一覧画面のファセットを使うと、媒体種別オンラインスタンプの文献を一覧することができます。原文リンクの項目で「あり」を選択してください。

 用途に応じて、便利に使っていただければと思います。(DB編集部・K)

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