編集者に訊いた新刊紹介―『平成物故人名録』

 こんにちは、営業パーソンの(久)です。
 今回は『平成物故人名録』をご紹介いたします。本書は

 I 政治・経済・社会・産業篇
 II 文芸・学術・芸術・芸能・スポーツ篇の2冊刊行となります。

 本書の注目ポイントはこちらです。

 〇平成に物故された人物の訃報情報を一覧できる

 日外アソシエーツでは1983年に『昭和物故人名録』を刊行して以来、3年おきに『現代物故者事典』を刊行しています。本書は平成30年分の訃報情報を一覧出来る累積版(I:4.6万人、II:4.9万人収録)であるだけでなく、過去シリーズに掲載できなかった人物も追加調査、収録しています。これだけの物故者を収録した人名録は他にないといっても過言ではありません。人物は名前の五十音順に並んでいて、生年月日や学歴などの簡単なプロフィールも掲載しています。さらに、I は12分野、II は18分野の分野別索引を付しています。

 インターネットで様々な情報を手に入れることは可能ですが、典拠先が曖昧な内容や、時間がたつと閲覧できなくなっていることも少なくありません。さらに訃報に関しては、個人情報の観点から新聞・雑誌に掲載される情報が減り、確実な情報源を探すのは大変です。過去の人物を調査するにあたり、没年月日の情報は重要なうえ記録としても欠かせない情報です。本書があれば、情報を一覧できるのに加えて、簡単なプロフィールからその先の調査へつなげることもできます。

 平成元(1989)年~平成31(2019)年にお亡くなりになった方々には、内閣総理大臣の田中角栄、衆院議長の土井たか子、本田技研工業創業者の本田宗一郎、小説家の司馬遼太郎、漫画家の手塚治虫、映画監督の黒沢明、第58代横綱の千代の富士関ら、時代をリードした偉人たちが名を連ねており、「昭和末期から平成にかけて活躍した人物が一覧できる人名事典」としての側面も持っています。

 また一方で、全国的な著名人だけでなく地方の有名人や特殊な分野の第一人者など、全国的には知られていない人物も数多く掲載しています。 物故者を調べるツールとしてだけではなく、平成を振り返ることもできる1冊となりました。I、II ともに収録人物数の多さゆえにボリュームのある書籍ですが、電子版も予定されています。気になった方はぜひ詳細情報をご覧ください。(久)

本文見本
平成物故人名録 I 政治・経済・社会・産業篇
 日外アソシエーツ〔編〕
 B5・1,290p  2024.7刊
詳しくはこちら↓
 https://www.nichigai.co.jp/cgi-bin/nga_search.cgi?KIND=BOOK1&ID=A3018

平成物故人名録 II 文芸・学術・芸術・芸能・スポーツ篇
 日外アソシエーツ〔編〕
 B5・1,530p 2024.7刊
詳しくはこちら↓
 https://www.nichigai.co.jp/cgi-bin/nga_search.cgi?KIND=BOOK1&ID=A3019

チラシはこちら↓
 https://www.nichigai.co.jp/PDF/3018-8.pdf

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